目的を考える
いきなりなんですけど、
- 今日も何もできなかったなあ…
- なんだかやる気でない…
- だらだらスマホ見て一時間経過…
みたいなこと良くありますよね。
なんか力でないーっていう日々。
僕もそういう時期が長くありました。
12時に起きて、ご飯たべて、動画見て、ゲームして、あれもう深夜2時か…
って感じに。
今でもそういう日は全然あります。
たまになら良いんですけど、ずっとだと良くない雰囲気がしますよね。
大学時代は引きこもり状態だったことも僕はあったりしました。
で、今回はこの根っこに何があるかって話ですね。
その1つであろう「目的」について考えます。
人生の目的っていうと大げさですけど、
これが整理できたら、行動につながる気がするんですよね。
気持ちもラクになるはず。
画面のそちら側のあなたも、ちょっと一緒に考えてみませんか。
なぜ目的を考えるのか〜目の前のスマホ最強説〜
目的ってぼんやりしてますよね。
その前に1つ紹介したい言葉があります。
「時間割引」
あなたは聞いたことはありますか?
なんか分かりづらいの来たな…と思わないでくださいね。タイムセールではありませんよ。
簡単にいうと、
将来もらえるものは価値が低く感じられますよー
ということです。
ダイエットを例にすると良く分かります。
ダイエットって誘惑に負けること多いですよね。
ダメだってわかってる、わかっているのに、
目の前のアイス・ケーキ・ご飯が止まらない…!!
経験したことのある人は多いはずです。
これは実はその人の「意思が弱いから」だけに原因があるわけじゃないんですね。
人間って、
「将来の自分」<<「今の自分」
になりがちなんです。
これが時間割引と呼びます。
(行動経済学という人間って計算通りにいかないよねーっていう領域で研究されています)
なのでアイスを我慢できない時、
実は
- 「将来のやせている自分」が割引されちゃって、
- 目の前のアイスの喜びが 高く感じられて、
- たべちゃう
ということが起きているんですね。
で、これはダイエットに限った話ではないということ。
あなたが今思っているよりも!実は!
「あなたの将来」は割引されちゃってるんです!
要は大事にできていないってこと。
なのでぼーっと生活していると、人間は自然に「目先のこと」にとらわれちゃうんです。
だからスマホはやめられないんですね。
目的ってどうイメージしたら良いのか?
ここまでで大体わかってもらえたと思います。
「将来の自分」は大事にされにくい。
だから目的を考える必要があるんですね。
では、どうすればいいの?
というステップに進みますね。
まずはグーグル先生に「目的」と聞いてみましょう。
実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。(デジタル大辞泉)
だいたい、あなたのイメージもこんな感じでしょうか?
- 〇〇したい!
- 〇〇円稼ぐ!
みたいな。
でもこのイメージがあるから、
目的って決めづらくなってるんじゃない?
って僕は思います。
「将来何したい?」ってすぐ分かったら苦労しないですよね。
なので僕は、
目的=「自分の理想の社会とのつながり方」
と考えています。
「〇〇をしたい」が出てこない時もありますよね。
なので
「どう見られたいか・どう社会と関わっていたいか」
を追加すると良いのかなと。
「何(what)」よりも「どう(how)」ですね。
あとはそれに追加して、
「なんで(why)そうありたいのか?」
を考えれば目的が見えやすいはずです。
ちなみにこれはアドラー心理学などを参考にしています。
代表的な言葉で、これは聞いたことがある方も多いのでは?
人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
この「対人関係」を「社会とのつながり」と広くとらえて、目的とするわけです。
目的を考えてみた
せっかくなので僕の「目的」をいくつか書いてみます。
- 人から頼りにされること=何か自分が役に立てることがある
- 話すこと・伝えることで周りをポジティブにしたい
- 家族・友人と楽しく生活/交流がしたい
- モノ/お金による制限がない暮らしがしたい
- 関わった人に「楽しかった」と思われたい
ざっくりしてるんですが、こんな感じです。
「良かったと思えるかかわり」がキーワードかなと思っています。
目的についてはその人の人生経験とか、価値観が出るのかな。
ただこれだとぼんやりしてます。
割引されてしまう。
これは具体的にしないといけないですよね。
って訳でもう少し別の回で進めたいと思います。
行動にどう繋げるのか?
は今の僕の課題でもあります。
その様子もどんどんこのブログで書いていきますね。
では、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
感想やご意見もぜひお待ちしてますね!
おまけ:生きる目的なんてないよ!!!って時は
目的についてちょっと書いてきましたが、
そもそも、
「生きる意味ってなんだろう…」
「頑張っても目的なんかわかんないよ」
みたいな人もいるかもしれません。
僕もそんな時期がありました。
そんなあなたにはオススメの考え方があります。
V・フランクルの『夜と霧』から僕の好きな言葉を紹介します。
わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない。
「生きる意味」をこちらが聞く・考えるのではなく
「どう生きるのか」と自分が聞かれている状況をイメージする
ということですね。
答えは外にあるんじゃなくて、
自分が答えるんだよという訳です。
またこれについては詳しく別で